星空スクエア(アーティクル)


SWAN彗星(C/2020 F8)登場!


※日時は、特段の記載がない限り札幌における時間となります。

マイナス等級まで明るくなると期待されていたATLAS彗星(C/2019 Y4)が4月初旬に崩壊して拡散を続けています。
このATLAS彗星にとって代わるよう3月25日に発見されたばかりのSWAN彗星(C/2020 F8)が明るくなってきています。
SWAN彗星の発見者は、オーストラリアのアマチュア天文家マイケル・マッティアッツォ氏で、太陽観測探査機SOHOのホームページで公開されている太陽風異方性観測装置(Solar Wind Anisotropies:SWAN)で撮影された画像から発見されました。
観測によると、この彗星は4月12日に10等級の明るさでしたが、その1週間後に7等級まで明るくなっており、にわかに注目されています。
地球に最接近する5月12日頃には4等級まで明るくなり、このまま順調に増光していくと5月中旬には肉眼で見られると期待されています。
なお、SWAN彗星は比較的明るい彗星ですが、地球の進行方向の先を南から北に移動していくため、北半球では夜明け前に低空でしか見えないのがちょっと残念です。
マイナス等級には程遠いとは言え、比較的明るい彗星ですので観測にチャレンジしてみましょう!

※SWAN彗星は北に向かって急速に移動しており、5月15日から23日にかけて最大光度4.0等(予想)に達し、さんかく座からペルセウス座を通り、その後、ぎょしゃ座の辺りから太陽に向かって進みます。
 

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