ここに来ると星に会える! しんしのつ天文台

2024年6月1日・・・
星クラ会員3名と「北極星に続く道」に天体写真を撮りに行きました。
「カシオペアの丘」※を通過した時は、空にほとんど雲がありませんでしたが、「北極星に続く道」に近付くにつれて徐々に雲の量が増え、現地に着いてみるとそこだけベールをかぶったように雲が広がっていました。
3人で相談した結果、宵が深まるにつれて晴れる可能性が少なくなる一方ということで意見が合い、急きょ「しんしのつ天文台(たっぷ天文台)」に行くこととなりました。
「北極星に続く道」から天文台までの距離は、おおよそ30km。
狭く信号のない道を新篠津村に向かって一路車を走らせました。
20時半頃に「北極星に続く道」を発ったので30分ほどかかりましたが、なんとか迷うことなく21時頃に天文台に着きました。
車を降りてみると空一面に星が広がっていました。
「ここに来ると星に会える!」
それを実感した瞬間でした。
やや風があり、体感気温が低かったせいか、駐車場には車が10数台しかありませんでした。
それでも札幌市内に較べると星がよく見えるため、来て良かったと思います。
天文台の終了時間が22時なのでわずか1時間しか観望できませんでしたが、雲を見て帰ることを考えると大満足です。
天文台が閉まった後、お願いして天文台の中を見学させてもらいました
帰り際に天文台の駐車場でそれぞれの感想を話しましたが、「星クラ観望会の活動ベースにしてもいいよね」ということで一致しました。

しんしのつ天文台
ここに来ると星に会える!

「カシオペアの丘」は、もともと星クラの活動ベースとして10年ほど前に考えた場所のコードネームですが、SNSで拡散してしまい、なぜかGoogle Mapにも載ってしまいました。
なぜ「カシオペアの丘」というコードネームにしたのかというと、観測場所として使い始めた2012年6月初旬(20時頃)に丘に伸びる道の延長線上に”W”の形をしたカシオペヤ座が見えたからです。
本来、天文ファンだったら「カシオペの丘」にすべきだというご意見もありましたが、あえて「カシオペの丘」にしました。
確かに日本では「カシオペ座」が星座の正式名称なので「カシオペの丘」にすべきかもしれませんが、丘に伸びる道が今は無き寝台特急「カシオペア」のボディーの色に見えたので「カシオペの丘」にしています。(今は道に雑草が生えてしまいましたが・・・)

星空日記