「カシオペヤの丘」から

北海道にも春が来ました。
山にはまだ雪が残るものの、平地の雪はほんど融けました。
昨夜(4/12)、星クラ会員と2人で天体写真を撮影に行くことになり、「カシオペアの丘」で待ち合わせしました。
自宅を出た時はパッとしない空模様でしたが、「カシオペアの丘」に近づくにつれて青空が広がってきました。
18時半頃に現地に着いた時は、既に太陽は沈みまだ明るい薄明が空を覆っていました。
「カシオペアの丘」には車が1台もなく、ただただゆっくりと流れる風の優しい音と雪解け水が丘をコロコロと音をたてて流れるだけが聞こえていました。
その後、仲間と合流。
上空には薄い雲が入ってきて、西の水平線もやや濃い雲が横たわり始めました。
それでも宵の頃に西の空に見える木星は、早々に姿を現し、南西の空にはシリウスが見えました。
雲が薄く空に広がってしまったたため、天体望遠鏡を設置することを断念し、星景写真の撮影に専念しました。
日没の頃の「カシオペアの丘」は、日の入りを見に来る人が結構多いのですが、昨夜(平日の夜)は夜になってから人が増えました。
たまたま、月・木星・12P/ポン・ブルックス彗星を狙って撮影したところ、偶然、月明りを背にカップルが写ってしまいました。
よく見ると、右にプレアデス星団左にヒアデス星団が写っていました。

 

星空日記