12P/ポン・ブルックス彗星とM33が接近
12P/ポン・ブルックス彗星が見頃になってきました。
現在、ポン・ブルックス彗星は、アンドロメダ座にあり、おひつじ座の方向に移動しています。
3月上旬の光度は6等級ですが3月下旬4等級まで明るくなると予想されています。
毎日20時頃の高度を調べたところ、西の空で10度ほどしかなく、日を追うごとに高度を下げていきます。
ポン・ブルックス彗星は、今から211年前(1812年)にポンスが発見した彗星で、その後1883年にブルックスが再発見し、ポン・ブルックス彗星となりました。公転周期は約70年です。
このポン・ブルックス彗星が、3月23日の19時頃にさんかく座の銀河(M33)に接近します。
この機会に彗星と系外銀河のツーショットを撮ってみてはいかがでしょうか。