月と５惑星の整列

6月30日の夜明け前に下弦の翌日の月と火・木・土・天・海、つまり地球軌道の外側にある惑星が黄道付近に一列に並びます。
土星を先頭に海王星、月、火星、天王星、木星が東の空から順番に昇ってきます。
トップバッターの土星です。
土星は、前日(6/29)の22:45に東の地平線から昇ってきます。
その後、23:04に海王星が続き、23:39に下弦の月、日が変わって6/30の00:51に火星が登場し、01:20にひっそりと天王星が顔を出し、そして太陽系最大の惑星木星が02:01に最後のトリを務めます。
天王星と海王星は双眼鏡や天体望遠鏡がないと観察できませんが、月はもちろんのこと、火星・木星・土星は眼視でも楽しむことができます。
幸い土曜日の深夜から日曜日の夜明け前にかけてみることができますので、月と５惑星を観望して１週間の仕事の疲れを癒してください。