ペルセウス座流星群が極大

天の川が空高く昇る季節になりました。
夏真っ盛りです。
北海道と言えども日中は暑くて外に出るのも腰が引けてしまいますが、夜になるとやや過ごしやすい気温になります。
この時期、三大流星群の1つ「ペルセウス座流星群」が姿を現し始めます。
今年の極大日は、8月12日(月)の22時頃~13日(火)の1時頃と予想されています。
ペルセウス座流星群の出現時期は7月17日~8月24日とされており、ちょうど夏休み時期と重なっていることから人気が高く、また見た目が派手な高速で明るい有痕流星が多いことから何かと話題になる流星群です。
母天体はスイフト・タットル彗星で、流星群として存在が明らかになったのは200年ほど前ですが、おおよそ2000年前には既にペルセウス座流星群と考えられる観測記録がありました。
国際流星機構によると、理想的な条件下における1時間あたりの出現数(ZHR)は、100個と予想されています。
8月12日の薄明の終わりは20時32分(札幌)、月の入りは21時48分(札幌)なので、20時頃からスタンバイしておくと良いでしょう。
なお、23時時点での放射点の位置は北東の空、高度30度ほどとなりますので観察するには問題はないと思います。

ちなみに13日の午前2時頃(札幌)が最も多く出現するという予想もありますので、一晩中観察してみてください。

ペルセウス座流星群が極大
ペルセウス座流星群が極大
星空スクエア