金星とアルデバランが接近
7月中旬の夜明け前に金星とおうし座の1等星アルデバラン(0.9等)が東北東の空に接近して見えます。
見頃は7月14日(月)で、金星は1時19分、アルデバランは1時35分に地平線から昇ってきます。
なお、札幌で薄明が始まる時間は1時57分なので、アルデバランが顔を出してからわすが20分ほどでゆっくりと空が白み始めます。
「アルデバラン」は、アラビア語で「後に続くもの」という意味で、普段はプレアデス星団の後に続いて昇って来ますが、この時期だけは金星の斜め後方に昇ってくるように見えることでしょう。
なお、アルデバランは、金星のおおよそ100分の1ほどの明るさしかありません。
金星がどれくらい明るいのか1等星であるアルデバランと見比べてみてください。
