みずがめ座δ流星群・やぎ座α流星群が極大

7月31日(木)の16時に「みずがめ座δ南流星群」と「やぎ座α流星群」が極大を迎えます。
みずがめ座δ南流星群の母天体は、96P/マックホルツ第一彗星で、出現期間は7月18日から8月12日とされています。
極大時を中心に1週​​間にわたって緩やかに増えて緩やかに減っていく傾向にあります。
流星の特徴としては、長く伸びるようなものや火球のように極端に明るいものは少なく、どちらかというと控えめな流星群と言えるでしょう。
また、やぎ座α流星群ですが、母天体はまだよく分かっていません。
出現期間は、7月12日から8月12日とされており、みずがめ座δ南流星群に較べるとゆっくりとしたスピードで流れるのが特徴です。
極大時の出現数は、この2つの流星群を合わせると1時間あたり10〜15個程度と考えられます。
この日は上弦の前日ですが、月が西南西の地平線に沈む頃に、南東の地平線からやぎ座とみずがめ座が顔を出すため、月明りの影響はほとんどありません。
薄明が終わる時間も考慮すると、見頃は21頃からになりそうです。

みずがめ座δ南流星群・やぎ座α流星群の極大
みずがめ座δ南流星群・やぎ座α流星群の極大
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