金星とプレセペ星団が接近
8月31日の午前1時過ぎから9月2日の午後2時半頃にかけて金星がM44 プレセべ星団のある「かいば桶」(かに座の胴体の部分の四辺形)の中を通過します。
この日の金星の光度は-4.0等なのでプレセぺ星団(3.1等)の約700倍の明るさがあります。
そのため、プレセぺ星団は金星の存在の大きさにかき消されてしまいますが、是非見てあげたいものです。
なお、最も接近する時刻は9月1日の13時~16時頃なので、この接近を見るには9月1日か、2日の午前3時頃が良いでしょう。
札幌では金星が東北東の地平線から昇って来るのが午前2時15分で、その1時間後には薄明の始まります。
午前3時頃の高度は、わずか10度ほどとなるため、気象状況にも左右されますが、晴れていたら見てみてください。
