夜明け前の月が火星に接近
6月3日(月)の午前5時59分に月が火星に最接近します。
その時の離角は、1°30″(月の直径の3倍ほど)で、新月3日前の細い月の下に見えます。
現在の火星の光度は1.0等級ですが、最接近時刻には既に太陽が昇っているため肉眼で観察することはできません。
札幌における日の出時刻は午前3時59分なので、空の明るさと月・火星の高度を考えると午前2時半頃から3時頃が良さそうです。
離角2°の円内に月と火星が接近する現象は、今年の11月21日にもありますが、この日よりも若干ですが近くなりますので、是非いつもより少し早く起きて月と火星の接近を観察してみてください。