紫金山(ツチンシャン)・アトラス彗星(C/2023 A3)が見頃
紫金山(ツチンシャン)・アトラス彗星(C/2023 A3)が9月28日に近日点を通過し、徐々に地球に近づいてきます。
そのため、9月下旬から11月初旬にかけて、この彗星は明るくなると予想されます。
一時は彗星が崩壊したとのうわさも浮上しましたが、予想されたほど明るくはないものの尾を引いて姿が内外の観測者から報告されています。
9月下旬から10月上旬までは明け方の東の低空にありますが、徐々に太陽に近づいていきますので見づらくなります。
なお、10月中旬以降は宵の頃の西天に舞台を移し、再び観測できるようになります。
地球に最接近するのは、10月13日(日)午前0時頃ですが薄明と低高度で悩まされるかもしれません。
日を追うごとに光度は下がりますが、観測しやすくなってきますので是非双眼鏡や望遠鏡で観察してみてください。